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三井不動産 舟運プロジェクト「&CRUISE」 4月より日本橋・豊洲間で運航開始

2026.02.02 14:24
三井不動産(東京都中央区)は1月28日、フル電動旅客船2隻を建造・保有し、舟運プロジェクト「&CRUISE」を始動すると発表した。定期航路として、4月から日本橋~豊洲間で運航を開始する予定。民間企業によるフル電動旅客船の定期航路は国内初。
船名は「Nihonbashi e-LINER」。三井不動産が2隻を建造・保有し、運航事業は観光汽船興業(東京都中央区)が実施する予定だ。リチウムイオン二次電池を電源としたフル電動旅客船となる。
船体は全長(防舷材を除く)17m、型幅(防舷材を除く)4m、総トン数は約17t。約300kWhのリチウムイオン電池を搭載している。最大乗船定員62名(内船員2名)。フリーWi-Fiやコンセントを装備し、バリアフリー対応。自転車2台も積載可能。給電のために「アーバンドック ららぽーと豊洲」内に給電設備を新設した。
日本橋船着場と豊洲船着場を片道約20分で結ぶ。1日の運航本数や運賃は検討中としている。
同社は日本橋川沿いエリアでまちづくり「日本橋リバーウォーク」を進めている。ウォーターフロントの様々な拠点を結ぶことで、舟運が日常的な風景となること、また2030年代の築地市場跡地再開発のまちびらき以降は、日本橋、豊洲に加え築地ともつなぎ、舟運ネットワークのさらなる拡大を目指すとしている。
1月28日に行われたメディア向け説明会&試乗内覧会で、三井不動産日本橋街づくり推進部長の七尾克久氏が「景観や水質改善に加えまして、舟運の活性化に取り組むというのが「水都再生」のひとつの重要なテーマとなっております」と挨拶した。



