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GA technologies調査 個人の現在の投資は「投資信託」 将来投資は「不動産」が最多
2026.01.26 10:49
GA technologies(東京都港区、GAテクノロジーズ)が個人を対象に2025年10月に実施した調査によると、すでに投資している金融商品などで最も多かった回答は「投資信託」だった(複数回答)。次に多かったのは「日本株」だった。現在投資をしていないが、将来投資をしたいものは「不動産関連」がトップだった。次に多かったのは「金・プラチナ」だった(複数回答)。不動産価格の上昇やNISA(少額投資非課税制度)への注目などを受けて、投資に消極的とされてきた日本でも個人の投資意欲が高まっている。
調査は不動産関連のITサービス「Renosy(リノシー)」を手掛けるGA technologiesが25年10月22~27日にインターネットを通じて実施した。対象は20~50代の男女で、有効回答数は6041人だった。アンケートで「現在投資しているものは何か」と聞いたところ、投資信託(上場投資信託を含む)が48・4%に達した。次に多かったのは「国内株式」で48・2%だった。生命保険(掛け捨てではない)との回答も29・5%に達した。
「現在は投資していないが、将来の投資対象として興味を持っているもの」を聞いたところ、最も多かったのは不動産関連投資で26・6%だった(複数回答)。次に多かったのは「金・プラチナ」で23・9%だった。物価の上昇などを受けて、個人が実物資産への関心を高めていることが明らかになった。「海外株式」との回答も16・8%に達した。
国土交通省の不動産価格指数(2010年平均=100)によると、マンションや住宅は10年時点から大幅に上昇している。バブル経済の崩壊後、下落し続けていた不動産価格は足元で上昇に転じており、個人投資家も投資対象として関心を高めているようだ。地政学的リスクの高まりを受けて「金・プラチナ」にも注目が集まっており、個人が不動産や金など「実物資産」に注目していることが浮き彫りとなった。



