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「淀屋橋ゲートタワー」竣工 オフィス・店舗などからなる複合ビルが誕生

2026.01.19 11:11
淀屋橋駅西地区市街地再開発組合と、参加組合員である大和ハウス工業(大阪市北区)、住友商事(東京都千代田区)、関電不動産開発(大阪市北区)が開発を進めてきた「淀屋橋ゲートタワー」が2025年12月15日に竣工。今月16日に竣工式が執り行われた。引き続き入居テナントの内装工事が行われ、オフィスフロアの入居は2026年春以降、商業フロアの開業は2026年7月を予定している。
「淀屋橋ゲートタワー」の立地は大阪市中央区北浜四丁目。淀屋橋南側の御堂筋に面し、Osaka Metro・京阪「淀屋橋」駅と地下で直結する。
建物は敷地面積7206㎡、延床面積13万2424㎡、地上29階地下2階で、事務所・店舗・駐車場を整備する。
事業は市街地再開発事業により敷地・建物を共同化して実施。御堂筋の玄関口で中之島に隣接するロケーションを生かした、「この地にふさわしい上質な賑わいを創出するオフィス主体の大型複合ビルの整備」を進めてきた。今後は隣接地の公園の整備などにより水辺のオープンスペースを創出し、大阪・淀屋橋エリアの再生・成長、賑わい・潤いのあるまちづくりに貢献する構えだ。また環境への配慮として「LEED(Gold)」の取得を見込むなど、脱炭素社会の実現に向けて積極的な省エネルギー・低炭素化にも取り組む。
建物外観は、大阪のメインストリートである御堂筋の玄関口に誕生する新しいランドマークとして、基壇部を強調することで御堂筋の景観との調和を図りつつ、交差点に対しても印象的な顔を持つ重厚感のあるデザインとした。また、水都・大阪を代表する中之島エリアに開かれたロケーションを生かし、土佐堀川の水辺景観や緑とのつながりを意識し、遠景からの存在感やシルエットの美しさにもこだわったという。
メインエントランスは交差点の景観を印象づける特徴的なデザイン。鏡面仕上のマリオン(垂直部材)とガラスで構成されたシリンダーが土佐堀川の水面の様に煌めきながら、昼間は街の風景を映し出し、夜間は内部の賑わいを街に発信するとしている。



