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「池袋」駅直結の27階建て超高層複合ビル「IT tower TOKYO プロジェクト」開発

2025.12.22 11:15
6~25階に整形無柱のオフィス空間
IT tower TOKYO(東京都豊島区)は「池袋」駅西口の旧池袋マルイの跡地で「IT tower TOKYO プロジェクト」を開発している。竣工は今月末、開業は2026年3月14日を予定している。
同ビルは敷地面積3348㎡、建築面積1945㎡、延床面積4万1639㎡、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造/鉄筋コンクリート造地上27階地下4階の超高層複合オフィスビル。
地下1階はJR各線、東京メトロ各線、東武東上線、西武池袋線の8路線の「池袋」駅各改札と地下通路で接続する。
6~25階のオフィスは基準階面積963・20㎡、天井高3000mmの整形無柱空間。
5階はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(横浜市西区)が手掛ける「SHARE LOUNGE」。同じ空間で運営される「コミュニティ食堂」では平日のランチタイム限定で職域食堂機能を提供。懇親会やパーティー、発表会等の貸し切りも可能で、入居企業同士や社内外の交流促進の場所としても活用できる。
14階には三井不動産(東京都中央区)が運営するシェアオフィス・レンタルオフィス「ワークスタイリング」が2026年春頃にオープン予定。同拠点は開放的な空間デザインが特徴。オープンスペースに加え、個室、会議室、1席単位で契約可能なレンタルオフィスも用意する。
8階の「リフレッシュスペース」は同ビルの就業者専用スペース。同スペースではオフィス以外の場所でランチを食べたり、休憩、リフレッシュすることが可能。
17階の「プレミアムラウンジ」は15~25階の高層棟に入居した企業専用のラウンジ。同ラウンジは来客対応や商談、社内ミーティング、出張者のワークスペース等、サードプレイスとして利用できる。
6~7階には「総合検診センター ヘルチェック」が2027年1月に開院、8階には「IT tower クリニックモール」が2026年9月以降順次開院を予定している。
環境対策としてはコージェネレーションシステム(CGS)を採用し、排熱を利用するジェネリンクを冷房ベース運転とすることで、CGS排熱を最大活用しながら高効率な空冷モジュールチラーを併用し、省エネを促進する。また外気冷房・自然換気といった自然エネルギーを有効に活用する計画とする。
屋上には約30kwの太陽光パネルを設置する。
中央監視ではBEMS機能により各種負荷を見える化することで最適運転制御を行う。
BCP対策としてはオフィスフロアへ必要機能(OA電源15VA/㎡+換気)3日分の電源の共有が可能な非常用発電機を備えるほか、インフラ遮断に対応した雑用水と緊急排水槽の確保、オフィス・商業施設の帰宅困難者が3日間滞在可能な計画とする。
また地震対策としては構造に制振構造を採用。想定震度6強程度の地震動でも建物被害を抑え、避難所として利用することができるレベルの耐震性能を有する。



