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TKP 静岡市に初進出「TKP fabbit 静岡駅ビルパルシェ」来春オープン
2025.12.01 11:08
静岡ターミナル開発(静岡市葵区)とティーケーピー(東京都新宿区、TKP)は、静岡ターミナル開発が運営するJR「静岡」駅直結のビル「パルシェ」7階の貸会議室を拡張リニューアルし、「TKP fabbit 静岡駅ビルパルシェ」として2026年3月30日にオープンする。TKPの静岡市への出店は初。
「TKP fabbit 静岡駅ビルパルシェ」は、貸会議室「TKP 静岡駅ビルパルシェカンファレンスセンター」と、シェアオフィス「fabbit 静岡駅ビルパルシェ」を一体的に備えた複合型ワークスペース。大規模な会議・イベントから日常的なオフィス利用まで、同一エリア内で対応できる環境を提供する。駅直結のアクセス性により、快適で利便性に優れたビジネス拠点となるという。
貸会議室は既存の部屋に加え、新たに6室を増設。8~162名を収容できる全13室、総面積888㎡を備えた施設になる。最大217㎡のバンケットルームや各種ミーティングルーム、カンファレンスルームを完備し、会議、研修、セミナーなどに対応する。
シェアオフィスは個室17部屋、コワーキングスペース6席、フォンブース2室、総面積207㎡の施設。さまざまな人や情報が集まり、交流・連携を生み出す「ヒトと情報が集まるアクティブなコミュニティ」として機能させることを目指す。 TKPでは、静岡市は中小企業が多く製造業も盛んなことから、会議や研修、セミナーなどのビジネス需要に加え、関連業界からの利用拡大も見込まれるとしている。



