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森ビル　「麻布台ヒルズ」の菜園で芋ほり　園児19名が実食まで体験

2025.11.24 15:01

　森ビル（東京都港区）は先月２９日、麻布台ヒルズの菜園で近隣の保育園児たちを招き芋ほり体験会を開催した。
　今回の取り組みは、１０月３１日～１１月３日に中央広場で開催した食のイベント「やきいも広場」に先立って地域連携企画として実施したもの。当日は保育園の年中クラス、年長クラス計１９名の園児が参加した。
　芋は園児たちが５月に植え付けをしたものだ。収穫は園児が２グループに分かれて実施。先生や園児たちが協力して多くの芋を掘り起こした。芋ほり体験の終了後は事前に用意していた焼き芋を実食。園児たちは顔をほころばせながら、自然や食について肌で感じることができた。
　麻布台ヒルズの菜園は約４５㎡、通常は公開していない。斜面緑地に位置する約２００㎡の果樹園とともに温州ミカンやブルーベリー、レモン、リンゴなど１１種の果樹やハーブを栽培している。今年の夏にはナス、キュウリ、トマトといった季節野菜を育成。野菜は「麻布台ヒルズ」の飲食店舗で料理として提供されたり、柑橘の実はホテル「ジャヌ東京」のオリジナルジンに使用されるなど、近隣施設との連携も積極的に進めている。保育園児の芋ほり体験は来年以降も引き続き行われる予定だ。