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東京建物 「Brillia方南町」開発 賃貸住宅・事務所用途から分譲住宅に建替え

2025.11.10 11:21

 東京建物(東京都中央区)は、東京都中野区の「秋元ビル南台住宅敷地売却事業」の対象敷地を含む敷地で分譲マンション「Brillia方南町」を開発している。竣工は2028年4月を予定している。
 立地は東京メトロ丸ノ内線「方南町」駅から徒歩5分の場所に位置する。
 従前建物の「秋元ビル南台住宅」は1974年に竣工した事務所、賃貸住宅と分譲住宅からなる地上権付区分所有建物。建物の老朽化や耐震強度の不足等の課題を抱えていたことに加え、借地権の更新協議を控えていた。同社は事業協力者として権利者とともに建替え検討を進め、昨年4月には敷地売却に至った。 
 同物件は敷地面積4140・04㎡、延床面積1万4524・80㎡鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て、総戸数179戸。
 専有部は43・50㎡の1LDK~88・94㎡の4LDKまで、多様なライフスタイルに対応したプランを用意。
 共用施設としては家族・友人とのパーティなどにも利用可能な「キッチンラウンジ」やリモートワーク等に利用できる「パーソナルスペース」等を備えるほか、地域の憩いの場として利用可能な敷地内の広場空間「コミュニティガーデン」や入居者専用の「屋上庭園」など、生活の中で身近に緑を感じることのできる計画としている。 




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