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JR東日本 「目黒」駅直結の複合ビルを建設へ

2025.10.13 11:29
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)は、「目黒」駅直結の複合ビル「JR目黒ビル」の本体工事に2026年2月から着手すると発表した。竣工は2028年度冬の予定。
計画地は東京都品川区上大崎。北側は目黒通りに面し、南側は「目黒」駅(アトレ目黒1)に接している。
計画では敷地面積約1720㎡、延床面積約1万3260㎡、鉄骨造地上9階地下1階のビルを建設し、商業施設とオフィスの複合施設として整備する。
外観はアースカラーをベースとしたデザインを予定。3~9階はJR東日本ビルディング(東京都渋谷区)が運営するオフィスとする。1~2階はアトレ(東京都渋谷区)が運営する商業施設。2階は連絡通路で「アトレ目黒1」と直結し、「目黒」駅のコンコースに接続する計画。
環境対策としては「ZEB Ready」認証を取得し、全館で再生可能エネルギー由来の電源を採用する。
JR東日本グループでは中長期経営ビジョンに「Beyond the Border」を掲げており、魅力的なまちづくりの実現に向けて取り組んでいる。今回の開発もその一環に位置づけられている。