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「鍵利CLTビルディング」竣工　さいたま市にCLTと鉄骨のハイブリッドビル

2025.09.15 10:40

　近藤建設（埼玉県ふじみ野市）は埼玉県さいたま市大宮区で「鍵利ＣＬＴ　ＢＬＤＧ．（カギリシーエルティービルディング）」を完成させた。
　立地は埼玉県さいたま市大宮区大門町。建物は建築面積２５５・７７㎡、延床面積１２７２・３１㎡、地上５階のテナントビル。
　建物には鉄骨造にＣＬＴパネルを耐震壁として組み合わせたハイブリッド構造を採用し、木の温もりと、鉄骨の自由なプランニング性を兼ね備える。
　また南面道路側に設置したＣＬＴ耐震壁を現し仕上げとし、炭素固定や間伐材活用による環境負荷の低減と意匠性の両立を可能とした。
　ＣＬＴパネルは間伐材を有効に活用しつつ炭素を固定する特性を備えており、同ビルでは建築は林野庁の「ＣＬＴ活用建築物等実証事業」などの補助事業に採択されている。
　　また、同ビルでは見学会を以下の通り行う。日にち：２０２５年１０月９日、１０日。時間：一部（１０時３０分～１１時３０分）、二部（１４時～１５時）。場所：埼玉県さいたま市大宮区大門町２丁目２６番地。完全予約制で、申込みは同社の専用フォームから。