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野村不動産/旭化成不動産 「プラウドタワー渋谷」竣工 渋谷区初「マンション建替法容積率許可」取得

2025.08.04 17:16
野村不動産(東京都新宿区)と旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)は、東京都渋谷区で推進した「秀和青山レジデンス」マンション建替事業の再建建物である「プラウドタワー渋谷」を竣工させた。
立地は東京メトロ銀座線・半蔵門線「渋谷」駅から徒歩5分の場所に位置する。
同計画は敷地面積1926・47㎡、延床面積1万9037・39㎡、鉄筋コンクリート造免震構造地上26階地下2階建て、総戸数132戸。幅2・0mの歩道状空地等を設けることにより渋谷区初となる「マンション建替法容積率許可」を取得。
外観は縦方向のマリオンを使いつつ、カーテンウォール風のサッシに空が映り込み景色に溶け込むデザイン。
また上・中層部はマリオンやキャノピーの陰影により重厚感を増し、基壇部は石材を用い、落ち着いた雰囲気を表現。
インテリアデザインはHBA(東京都港区)監修のもと、従前建物のホテルのロビーのような佇まいを継承。
エントランスから内部は石の壁面でデザインの連続性を表現。
エントランスホールとラウンジはアルミルーバーやパターンガラスを使用する。壁面やコンシェルジュカウンターにはより自然の風合いが強い素材を使用。
ラウンジやゲストルームはシンプルながらもホテルライクなデザインとしている。