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明和地所 「クリオ桜新町ザ・クラシック」開発 世田谷区に外壁を木質化した分譲住宅

2025.06.02 14:20

 明和地所(東京都渋谷区)は東京都世田谷区新町で外壁を木質化した初の分譲マンション「クリオ桜新町ザ・クラシック」を開発している。竣工は2026年11月下旬の予定。
 立地は東急田園都市線「桜新町」駅から徒歩5分。
 建物は敷地面積1888・93㎡、鉄筋コンクリート造地上3階建て、総戸数31戸の分譲マンション。
 同物件はクリオマンション1000棟目となる記念物件で、2階および3階の外壁部分には住友林業(東京都千代田区)が開発した自然素材の外壁「SUSTIMBER-外壁」を初採用。太陽光・風雨・温度変化などによる変質や劣化が起きにくく、木の外観の美しさを保つ。
 専有部は専有面積72・33~160・39㎡、2~4LDKの間取りを用意。
 2階以上のバルコニーには正面に植栽プランターを設置。屋上に全住戸の室外機を設置することで、室外機レスのバルコニーを実現している。
 3階には南向きのルーフテラス付きプレミアムプランを2戸用意。同プランは専有面積160・14㎡の3LDKと、専有面積160・39㎡の4LDKを用意。エントランス部分は2層吹き抜け。
 防犯対策としてはプライバシー性に配慮した内廊下設計を採用するほか、全住戸の玄関と1階住戸の開口部に防犯センサーを設置する。




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