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東京建物　「T-PLUS名駅」着工　シリーズ初のセットアップオフィスを用意

2025.05.19 11:33

　東京建物（東京都中央区）は、愛知県名古屋市中村区名駅南で中規模オフィス「Ｔ－ＰＬＵＳ（ティープラス）名駅」を着工した。竣工は２０２７年２月の予定。
　立地はＪＲ線・東海道新幹線「名古屋」駅から徒歩８分、「名古屋」駅につながる地下街出入口から徒歩２分に位置する。
　同ビルは敷地面積約１０５６㎡、延床面積約６５４４㎡、鉄骨造地上１２階建て。
　２～１２階の賃貸オフィスは１フロア約４６８㎡で、最大で４区画まで分割可能。オフィスフロアの一部には「Ｔ－ＰＬＵＳ」初となる家具付きのセットアップオフィスを導入し、イニシャルコストを抑えて入居ができる。原状回復工事も不要で退去時の費用を抑えられるほか、廃棄物の削減にもつながる。
　１階は店舗、駐車場として利用する。
　「Ｔ－ＰＬＵＳ」シリーズのコンセプトは、オフィスワーカーの働き方やニーズの多様化に対応した新たなワークプレイスの実現。２０２２年４月竣工の「Ｔ－ＰＬＵＳ日本橋小伝馬町」を皮切りに開発を進め、現在は４拠点を運営。２０２６年３月には５拠点目の「（仮称）八丁堀一丁目オフィスプロジェクト」が竣工を予定している。
　東京建物では、オフィスワーカーがより自由に、心地良いと感じる環境を提供するため、「Ｔ－ＰＬＵＳ」シリーズの開発を加速し、全国に拡大していくとしている。