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野村不動産　ラボオフィス事業拡大へ　「横浜ビジネスパーク」で新物件を着工

2025.04.28 11:41

　野村不動産（東京都新宿区）がラボオフィス開発事業を拡大する。第１弾として、横浜市保土ヶ谷区神戸町に保有する「横浜ビジネスパーク（ＹＢＰ）」内でラボオフィスを開発するプロジェクトを４月７日に着工した。竣工は２０２７年４月の予定。
　ラボオフィスとは、研究開発施設を併設したオフィス。同社ではライフサイエンスを含むバイオ分野や半導体、モビリティ分野などで都市部でのラボオフィスの賃貸需要が拡大傾向にあるとし、ラボオフィスの開発事業の拡大を目指す。　
　着工したラボオフィスは約１万㎡、延床面積約３万３０００㎡、賃貸面積約２万６０００㎡、鉄骨造地上７階で、各階の天井高は４・０～７・０ｍ、床荷重は０・５～２・０ｔ／㎡。４・９ｔの荷物用エレベーターを用意するほか、電力供給量や給排水、空調などをラボに適した仕様とする。