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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」竣工 総戸数4800戸の大規模開発「幕張ベイパーク」第3弾

2024.03.04 10:59

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、分譲マンション「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」を竣工させた。「幕張新都心若葉住宅地区(幕張ベイパーク)」内で他6社と共に推進する分譲住宅事業の第3弾。
 「幕張ベイパーク」は、10年以上をかけて総面積17万5809㎡の8街区に約4800戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街を開発するプロジェクト。米国オレゴン州のポートランドをモデルとし、地区中央に位置する若葉3丁目公園を取り囲むように設計され、職・住・学・遊等の機能を併せ持つ賑わいある街づくりを目指す。
 街の中心に位置する「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」は敷地面積1万6441・15㎡、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上43階ての高層免震タワー。総戸数749戸の住宅に加え2棟の商業施設で構成され、認可保育所、学童保育、音楽教室、美容室、洋菓子店、4つの飲食店がオープン予定。
 全体デザイン監修および共用部のデザインは光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所(東京都品川区)が担当。1階の共用部は3つのゾーンに分けて設計されている。船が発着する港をイメージしたメインエントランスは「HARBOR ZONE」、浜辺でくつろぐように思い思いのリラックスタイムをかなえるラウンジを設けた「BEACH ZONE」、独立性のあるパーティールーム等を設けた「VILLA ZONE」に分けられている。
 敷地内には、賑わいの中心拠点「MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK」を設ける。同拠点には、カフェとレンタルスタジオ、ピザ専門店を開店。BBQスタイルの店舗も開店する。その他、街区内を通りやすいよう歩道空間を設け、賑わいと回遊性が創出される外構計画となっている。
 タワー棟外観は、波がタワー棟の足元へと打ち寄せながら、徐々に大きな波になり、それがスパイラル状に幕張の空へと立ち上っていく様子を建物全体で表現。外観・外構デザイナーは、米国オレゴン州ポートランドの街づくりに携わり、「幕張ベイパーク」のアーバンデザインコンセプト策定に携わるZGF Architectsが担当した。

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