週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日本エスコン 「北広島」駅直結の分譲マンション開発

2024.02.19 10:54

 日本エスコン(東京都港区)は、北海道北広島市のJR「北広島」駅で進められている「駅西口周辺エリア活性化事業」の一画で、新築分譲マンション「レ・ジェイド北海道北広島」の開発を始動する。完成は2026年9月を予定している。
 「駅西口周辺エリア活性化事業」は、JR「北広島」駅が「エスコンフィールド北海道」の最寄り駅であり、同球場を核としたボールパークへのアクセス拠点となることを踏まえ、アクセス機能の整備や都市機能の集積、多様な世代における定住の促進などを行うもの。A敷地とB敷地で構成され、A敷地では駅前ロータリーを整備し、商業施設「tonarie北広島」とホテルを2025年3月開業に向け開発している。
 今回の計画地は、JR「北広島」駅とA敷地を経由して、ペデストリアンデッキで徒歩4分となるB敷地。建物は、敷地面積5514・04㎡、延床面積2万3943・85㎡、鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て、総戸数197戸。
 外観は、レンガ調の素材や格子状のルーバーを設けるなど周囲と調和させ、駅西口のランドマークとなるデザインとする。
 専有部は、45㎡から150㎡超までの1LDK~4LDKの間取りに加え、屋上専用テラス付きの最上階住戸も設ける。
 共用施設としては、「地域交流拠点」を兼ねて利用できるエントランスラウンジを計画。居住者専用スペースとして利用可能な同ラウンジは、地域住民からの利用希望があった場合、セキュリティラインとレイアウトを切り替えることで、地域の祭りや映画鑑賞などのイベントに活用可能。また、屋外の公開空地とつなげて、内外を一体として利用できるようなレイアウトとすることで、フリーマーケット等大人数でのイベント等にも対応できる。

PAGE TOPへ