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「岡山」駅前の大規模再開発 住宅棟は県内初の「プラウド」に

2024.02.19 10:59

 JR西日本不動産開発(大阪市北区)と野村不動産(東京都新宿区)は、参画している「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の住宅棟を「プラウドタワー岡山」にすると発表した。竣工は2025年12月中旬を予定している。「プラウド」シリーズは岡山県初進出。
 事業地は「岡山」駅前に位置し、西街区と東街区で構成。住宅、ホテル、商業が一体となった大規模複合開発。
 西街区は「プラウドタワー岡山」とホテル棟で構成。「プラウドタワー岡山」は、敷地面積3249・22㎡、鉄筋コンクリート地上31階地下2階建て。総戸数422戸、専有面積44・92㎡~193・87㎡の分譲マンション。構造躯体と内装や設備などを別々に作る「スケルトン・インフィル構造」を採用し、間取り変更や設備の取り換えなどを可能とする。
 エントランスホールは、天井高約7・5mの2層吹き抜けで、ゆとりある空間を演出。ホテルライクな内廊下、車寄せなどに加え、スカイラウンジ、ゲストルーム、ゴルフレンジ、キッズサロンなど共用施設を充実させる。  1~2階には郵便局のほか、商業店舗が複数店舗出店予定。
 29~31階には、プレミアム住戸を備える。全戸オーダーメイド対応とし、用途やサイズに合わせた間取りが可能。リビングダイニングの天井高3m以上の空間設計、エントランスの風除室から住戸内のインターフォンによる三段階のセキュリティに加え、共用廊下内のオートドアセキュリティによる4次セキュリティシステムなどが特徴。
 ホテル棟は、地上16階建て、7~16階がホテルフロア、1~3階は商業施設、4階はコンベンションホール、5~・6階はオフィスフロアとなる。  東街区には地上7階のビルが竣工済み。1階がアミューズメント施設、3階~屋上が収容台数506台の駐車場となっている。
 街区全体で、観光やインバウンドを見据えたホテル、住民や地域住民への日々の生活のライフラインを提供する商業施設、多様なコミュニティ形成や地域コミュニティの活力を高めるコンベンション施設など、拠点機能を備えた再開発となっている。

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