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「三島」駅前で大規模開発が始動 駅前広場に面した複合施設を着工

2024.02.12 11:10

 静岡県三島市のJR「三島」駅前で大規模再開発がスタートする。三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合(静岡県三島市)は、「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」の施行区域内の土地等の明渡しを経て解体工事に着手し、同事業の安全祈願祭を行った。同事業の着工は4月を予定、竣工は2028年を予定している。
 開発地は、JR「三島」駅南口広場の東側に面する。施行区域面積は約1・2haで、三島市が策定した都市計画により、「三島」駅南口東街区に「広域健康医療拠点・スマートウェルネスフロント」を整備する計画。隣地で計画する事業用定期借地事業と一体的に、住宅や商業施設、オフィス、ホテルに加えて、医療・子育て支援施設等の導入を検討。拠点の整備を通して、まちの賑わい創出と経済の活性化を図るとともに、地域住民が心身ともに健康で、安心して生き生きと暮らすための機能を持たせ、「『健幸』都市」の実現に寄与する。
 安全祈願祭では、市街地再開発組合理事長をはじめ、参加組合員、関係事業者、設計・施工業者、行政関係者総勢約120名が参列し、工事の安全を祈願した。
 事業には、ミサワホーム(東京都新宿区)、東レ建設(大阪市北区)、野村不動産(東京都新宿区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が参画している。

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