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リストAM ビル2棟の受益権取得 千代田区と横浜市中区のオフィスビル
2024.01.15 11:08
リストアセットマネジメント(横浜市中区)は、同社が設立したSPC(特別目的会社)がオフィスビル2棟の信託受益権を取得し、アセットマネジメント業務を受託したと発表した。
取得したのは、横浜市中区の「横浜東芝ビル」と、東京都千代田区の「D‘sVARIE神田錦町」。
「横浜東芝ビル」は、土地面積1344・52㎡、延床面積9430・45㎡、SRC造陸屋根地上9階地下1階建て。JR京浜東北・根岸線「関内」駅から徒歩2分で、大通りに面した立地に立つ。同ビルが所在する「関内」駅周辺は、旧横浜市庁舎跡地の開発や、横浜文化体育館の再整備、横浜スタジアムの増築、関東学院大学キャンパスの新設など周辺施設も併せ複数の大規模な再開発事業が進行中で、今後更なる経済活動の活性化が期待されている。また、フロアによって区画割を行うことが可能で、大小様々なテナントニーズに応えられる。
「D‘sVARIE神田錦町」は、土地面積317・97㎡、延床面積1870・51㎡、SRC造陸屋根8階建て。同ビルは東京都千代田区に所在し、オフィス集積地の一つである大手町エリアからも徒歩圏。周辺の神田エリア、神保町エリア、お茶の水エリアへもアクセスでき、安定的なオフィス需要を見込んでいる。
リストアセットマネジメントでは、今後もマーケット状況を注視しながら、投資家のニーズに応じた物件取得を進めていくかまえ。高度で広範な専門知識を携えたスタッフによるこれまでの実績とノウハウを生かし、投資家のニーズに対して国内外の様々な不動産投資機会を的確に提供することで、ストックビジネスを拡大していくとしている。