週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

豊島区の「椎名町」駅前再開発 東京建物が民間事業協力者に

2024.01.01 16:55

 長崎一丁目1~5番地区防災街区整備事業準備組合は、東京都豊島区長崎一丁目1~5番地内に計画している「長崎一丁目1~5番地区防災街区整備事業」の民間事業協力者に東京建物(東京都中央区)を選定した。
 計画地は、施行面積約0・6haで西武池袋線「椎名町」駅に近接するエリア。
 同事業では、同エリアで密集市街地の防災性の向上を目指す。また、池袋から1駅という利便性の高さを生かし、定住を促す住環境の整備を図るほか、駅前広場や区画道路の整備により、駅前から周囲に広がる商店街とまちのにぎわいを創出する計画。2024年度に都市計画決定、2027年度の本体工事に着手し、2030年度の竣工を目指す。
 「防災街区整備事業」は、「密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律」に定められた事業で、対象となる密集地区内の老朽化した建築物を除却し、新たに公共施設や防災機能を備えた建築物を整備することで防災性の高い住環境及び都市機能の向上を図るもの。

PAGE TOPへ