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「日鉄興和不動産プライベート投資法人」設立

2023.04.24 11:05

 日鉄興和不動産(東京都港区)は、100%子会社である興和不動産投資顧問(東京都港区)を設立企画人として、非上場オープンエンド型不動産投資法人「日鉄興和不動産プライベート投資法人」を設立した。今後は、2023年夏に予定している運用開始に向けて準備を進めていく。スタート時の運用規模は約280億円を予定とし、物流施設を主な投資対象とする。
 日鉄興和不動産は、オフィス賃貸事業とマンション分譲事業を2大中核事業としてきたが、昨今のEコマースの進展で物流施設へのニーズが高まるなか、物流施設事業を第3の中核事業と位置づけている。「LOGIFRONT(ロジフロント)」ブランドによる物流施設の開発・運営事業をすすめており、同投資法人は同シリーズをはじめとする物流不動産への重点的な投資を行う。さらに、日鉄興和不動産グループが総合デベロッパーとして培ってきた独自の経験・ノウハウを活用し、中長期的に安定した成長を目指すとしている。
 日鉄興和不動産は投資法人設立にあたり、「『人と向き合い、街をつくる。』というミッションのもと、時代の変化と顧客のさまざまなニーズに寄り添い、『信頼と誠実』をモットーに、いつの時代でも「選ばれ続けるデベロッパー」を目指し、グループ一丸となって街づくりに取り組んでいく。そして、本投資法人の設立により、一層の企業価値の向上を図ることにより、あらゆるステークホルダーの信頼を更に得られるよう努力していく」とコメントしている。

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