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駅・商・住一体のランドマークプロジェクト「ウエリス八千代村上」着工

2023.01.23 10:59

 NTT都市開発(東京都千代田区)、名鉄都市開発(名古屋市中村区)、西日本鉄道(福岡市博多区)、関電不動産開発(大阪市北区)、東方地所(千葉市中央区)の5社は、大規模プロジェクト「ウエリス八千代村上」を着工した。竣工は2025年2月上旬を予定している。
 計画地は、自然の豊かさと都心直結の快適さが調和する街・千葉県八千代市内にあり、最寄り駅である東葉高速鉄道「村上」駅から東京メトロ東西線「大手町」駅へ直通53分と、通勤圏内に位置している。「村上」駅までは徒歩3分で、フードコート、イトーヨーカドー、ユニクロなど全45店舗が入る大型商業施設「フルルガーデン八千代」と隣接した、「駅・商・住」一体のランドマークプロジェクトとなっている。また、周辺には八千代市最大の公園「八千代総合運動公園」などの緑豊かな公園や教育施設も揃っている。
 同物件は、敷地面積2万3292・14㎡、建築面積1万584・17㎡、延床面積8万4889・90㎡、鉄筋コンクリート造地上15階建て住宅総戸数967戸、全6棟の配棟計画。
 6棟の住棟を四方に配棟。中心には居住者専用のプライベートな中庭も用意。また共用スペースとしては、オープンスペースやソファー空間などリラックスして作業ができるワークルーム・個室ブースを備え本格的なリモートワークにも対応したワークルームの2種類を準備。他にも「キッズルーム」、「ゲストルーム」、「カフェラウンジ」等の多様な共用施設を備える。
 また、人によるオペレーションからICTを活用したオペレーションへの移行を目指し、スマートフォンで完結できる共用施設の予約サービスや無人コンビニを導入予定。さらに建物の省エネ性能はもとより、駐車場にはEV充電器を設置し、外構には緑豊かなアプローチを設けるなど、環境配慮型の共同住宅を目指す。

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