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「パークス サウス スクエア」竣工 大阪・なんばエリアに地上14階建てオフィスビル

2023.01.16 10:41

 南海電気鉄道(大阪市浪速区)、双日(東京都千代田区)、日本政策投資銀行(東京都千代田区)の3社が共同で推し進めてきた「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」が10日に竣工した。また、正式名称を「パークス サウス スクエア」とした。
 同ビルは、敷地面積2505・78㎡、延床面積1万9683・10㎡、建築面積2179・47㎡、鉄骨造地上14階建てのオフィスビル。
 7~14階のオフィスには、柱を設けておらず、「自由度の高い効率的なレイアウト」を実現することができる。また、基準階貸室面積が961・08㎡あり、三面採光によって「明るく開放的なオフィス空間」として利用できる。
 オフィスフロアには日本金銭機械(大阪市平野区)が本社事務所を移転することやディップ(東京都港区)の入居などが決定している。
 既設のペデストリアンデッキと接続する2階には、店舗を誘致。
 1階及び3~6階には、収容台数172台の自走式駐車場を備え、オフィス入居者および周辺商業施設の車両ニーズにも対応。
 同ビルは、「DBJ Green Building認証」で3つ星を取得したほか、「CASBEE 大阪みらい」でAクラスの評価を取得。建物外周部の窓面にLow-Eガラスを実装していることや、貸室内ゾーン空調制御システムなどの採用により、標準的なオフィスビルと比べて、一次エネルギー消費量の34%を削減(BEI値0・66)する。

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