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東急不動産とシン・エナジーが資本業務提携

2023.01.02 14:24

 東急不動産(東京都渋谷区)と再生可能エネルギー開発を推進するシン・エナジー(神戸市中央区)は、再生可能エネルギー発電所の開発力のさらなる強化を主目的とした資本・業務提携を締結した。また提携に伴い、東急不動産は2022年12月23日付でシン・エナジーの株式(普通株式)を一部取得した。
 東急不動産は2014年に再エネ事業に参入して以来、事業規模を拡大してきた。2022年11月末時点で、開発中も含め太陽光、風力、バイオマス発電所を全国に94件展開しており、原子力発電所1基分を超える発電能力を有するという。これらの再エネ電気を活用し、オフィスやリゾート施設などの再エネ化を進めるなど「環境経営」を進めている。
 東急不動産は今後、需要が高まる再エネ発電所をさらに全国で開発していく方針。今回の資本・業務提携を通じ、両社が持つ経営資源を組み合わせることで開発力を強化し、スピード感を持った再エネ事業の領域拡大、および脱炭素社会への貢献を目指していくとしている。
 シン・エナジーは1996年12月設立。資本金は7億7200万円。太陽光、バイオマス、バイオガス、水力、風力、地熱発電などの電源開発事業と、地域新電力事業、新電力運営支援、電力の売買、需給管理などの電力小売事業が主業。

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