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大和ハウス工業 「DPL東大阪」着工

2022.11.21 16:52

 大和ハウス工業(大阪市北区)は15日、マルチテナント型物流施設「DPL東大阪」を着工した。
 立地は、阪神高速道路13号東大阪線「中野」ICから約600mに位置。近畿道にも近接している。近鉄けいはんな線「荒本」駅まで徒歩15分(約1・2km)で、29年には大阪モノレールの延伸にともない、「(仮称)荒本」駅が新設される予定。
 同施設は、敷地面積7940・72㎡、建築面積5314・45㎡、延床面積2万3576・85㎡、鉄骨造6階建てのマルチテナント型物流施設。入居可能なテナント数は2社。
 大和ハウス工業では、EC(電子商取引)関連の物流量増加を背景に、近畿圏でマルチテナント型物流施設の需要が堅調に推移しているとし、近年は、拠点の分散化や都心への交通利便性の高さから、内陸部における物流施設開発の需要が高まっていると分析。こうした状況を踏まえ、大阪府東大阪市に「DPL 東大阪」を開発することとした。
 マルチテナント型物流施設は、複数の企業の入居を想定した汎用倉庫で、入居テナント企業は建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開することができるのが特長。自社専用に建設するBTS型物流施設と比べ、事業開始までの期間を短くすることが可能。物流ニーズの多様化により、急速に変化する事業環境の中でスピーディーに事業展開ができる。

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