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渋谷道玄坂二丁目開発計画の施設名が「道玄坂通」に決定 ショップ・オフィス・ホテルで構成される複合施設

2022.09.12 11:09

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区)は、開発を進めている「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定したと発表した。開業は2023年9月を予定している。
  立地は「渋谷」駅から文化村通りを歩いて約5分、渋谷スクランブル交差点と、落ち着いた佇まいの住宅街である松濤エリアの中間に位置する。
 「渋谷文化村通りの新たなライフスタイル拠点」として開発が進められている同施設は、敷地面積5897・4㎡、延床面積約4万1876・6㎡、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)地上28階地下1階の複合施設。「ショップ」、「オフィス」、「ホテル」の3つの要素で構成される。
 出入口は「文化村通り」に2つ、「道玄坂小路」に2つ設け、施設内を通り抜け施設周辺を回遊することができる。施設によって街が遮断されるのではなく、施設内を通り抜け、角を曲がり、坂や階段を上るたびに、意外なお店を発見する楽しみ方を提供するとともに、道玄坂エリアに新たな回遊空間を創る。
 1フロア面積約1740㎡、総面積約1万3770㎡のオフィスは、4~10階まで7階層ある。国際的なビジネスシーンに相応しい格調高いオーセンティックなオフィスロビーを3階に有し、フレキシブルな働き方を求める人・モノ・情報が集まる渋谷の街に調和した最新鋭のデザインオフィス。洗練されたファサードデザインに加え最新のビルスペック設備を完備している。
 1~2階は、施設の中と外が道のようにつながり、歩くのが楽しくなるようなショップが軒を連ねる商店街のような空間。
 13~28階には、IHGホテルズ&リゾーツ(東京都港区)と運営受託契約を締結し、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業する。 ホテル内には全272の客室のほか、屋外テラスのある「(仮)ネイバーフッドカフェ&バー」、フィットネスジムなどの施設を予定。上層階を占める客室からは、晴れた日には富士山や東京スカイツリーなどパノラマビューの絶景を望むことができる。また、渋谷の街の新たな回遊ルートの1つとなる3階のエントランス付近には、イートイン&テイクアウトが可能なコーヒーショップも併設される予定。(関連記事10面)

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