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「新潟」駅南口で大規模再開発 オフィス・高層マンション・駐車場棟を建設へ

2022.07.11 10:33

 国際総合計画(新潟市中央区)と日生不動産販売(新潟市中央区)からなる共同グループは、今年9月から「新潟」駅南口西地区で再開発事業の建設工事に着手すると発表した。施工は入札により福田組(新潟市中央区)に決定した。
 計画地は「新潟」駅南口の西側に位置。この立地ポテンシャルを最大限発揮するべく、オフィス棟、駐車場棟、超高層マンション棟の3棟を建設する。オフィス棟は延床面積約8800㎡、鉄骨造地上10階。駐車場棟は、延床面積約1万3100㎡、鉄骨造地上8階、収容台数約500台。超高層マンション棟は延床面積約2万3000㎡、地上32階、戸数219戸となる。マンション棟と駐車場棟は2025年8月、オフィス棟は2026年2月の竣工を目指す。
 「新潟」駅の至近でありながら低未利用であった街区の合理的かつ健全な高度利用を図り、広域交通結節点の利点を活かした業務機能の整備、先端技術の人材を育成する専門教育施設の誘致、産官学連携拠点となるビジネス交流などの場を整備。駅周辺と一体となった緑と賑わいのあるウォーカブルな空間の整備など、都市基盤及び都市機能の強化も推進する。
 事業は2021年9月に新潟市都心部が都市再生緊急整備地域に指定されたことを受け、2社が新潟市に都市計画を提案して始動した。今年5月には市が開発街区の都市計画決定を行い、開発費用の一部を助成する「新潟都心地域優良建築物等整備事業」にも指定している。

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