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開発進む「アーバンネット御堂筋ビル」WELL認証の予備認証を取得

2022.07.04 11:09

 NTT都市開発(東京都千代田区志)は、2021年7月に新築工事に着手して開発を進めている「アーバンネット御堂筋ビル」が、「WELL Building Standard」における「WELL Core」の予備認証を取得したと発表した。
 開発地は大阪市中央区淡路町の御堂筋沿い。建物は敷地面積2770m2、延床面積4万2362m2、地上21階地下2階。オフィスや店舗、多目的ホールを擁する複合ビルで、オフィスの賃貸面積は2万3238m2に達する。竣工は2024年1月を予定している。
 3階・11階・屋上にはテラスを設置。外気に触れ、眺望を楽しみながらワーカー同士がコミュニケーションを取ることができるほか、軽い作業や休息、気分転換に利用することができる。建物内でも自然素材やグリーンを豊富に使用することで、ワーカーの感性や創造力を刺激する、心地の良い共用部空間を創出する。
 11階にはテナント専用のラウンジを計画。日々の食生活で不足しがちな果物や野菜の提供、販売する食品や飲料の成分表示等を通して、バランスの良い食生活をサポートする。さらに、体を動かすことができるスペースの確保や、生体リズムに合わせた照明の制御、ライブラリーやアプリによる「Well-being」に関する情報提供等を通じて、日常生活の中で健康に対する関心を高め、健康的なライフスタイルの実現を後押しする。
 設備としては、タッチレス入退館システム、ラウンジや店舗の混雑度を表示するICTツールをはじめ、クリーンな空気を提供する高機能なフィルターを備えた空調機器等を整備し、利便性の向上と感染症対策の両方を実現する。
 また、ビルで働くすべての人々にとって良い環境を提供するという観点から、ビル管理スタッフ等の業務環境に配慮された計画となっている。

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