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札幌市南2西3南西地区第一種市街地再開発事業 施設名称は「moyuk(モユク)」に決定

2022.05.16 11:27

 札幌市中央区で開発が進められている南2西3南西地区第一種市街地再開発事業の施設名称とロゴマークが決定した。名称は「moyuk(モユク)」で、アイヌ語で「タヌキ」を意味する。立地する狸小路商店街のシンボルである「タヌキ」にも通じており、新たな賑わいづくりの拠点となる願いを込めた。
 開発街区は、札幌駅前通と狸小路商店街との交差部に位置する南2条西3丁目南街区の西側約0・6haの区域。地下で「さっぽろ地下街ポールタウン」に接し、地上と地下の結節点として重要な位置にある。また、「札幌」駅前通地下歩行空間の開通で「札幌」駅まで接続したことに加え、路面電車のループ化に伴い同地区前に停留場が設置されるなど、さらなる利便性の向上が期待されている。
 新築される建物は、敷地面積3698㎡、延床面積4万3610㎡、地上28階地下2階で、商業施設やオフィス、共同住宅のほか、多目的広場などの交流空間も整備する予定。2022年度中に竣工し、2023年度にオープンする見込み。

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