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調布市クリーンセンターの跡地の複合開発「ブランチ調布」22日オープン

2022.04.25 14:34

 大和リース(大阪市中央区)と調布市は、公民連携事業として開発を進めてきた公共・商業の複合施設「ブランチ調布」が今月22日にオープンした。
 同事業は、調布市のクリーンセンター(ゴミ処理場)跡地を活用するもの。2019年8月に調布市が、同跡地で地域ニーズへの対応と行政課題を解決する機能をもつ施設を整備・運営する民間事業者を募集した。その中で大和リースが提出した事業提案が採択され、2020年2月に優先交渉権者に選定された。
 同社の提案書は「人がつながり、まちにひろがる ~3つの調べ(協調・調和・歩調)~」を事業計画のコンセプトとし、地域に開かれた「3つの広場」がある複合施設を提案。豊富な実績によるノウハウや、地域コミュニティ醸成を目的とした協議会の組成、診療所の設置などが評価され採択されたという。
 開発される建物は敷地面積3944㎡、延床面積9292㎡、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地下1階地上3階の複合施設。入居テナントは公共施設「ふじみ交流プラザ」やレストラン、回転寿司、家電量販店、内科クリニックなどがそろうほか、各階には地域住民が気軽に集える広場を設け、多世代が交流できる設計になっている。
 また、誰もが使いやすい「アクセシブルデザイン」を取り入れた計画や、多摩産材を活用した木のぬくもりが感じられるしつらえも特徴となっている。

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