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広島東郵便局跡地の大規模複合開発 名称は「広島JPビルディング」に

2022.03.14 14:49

 日本郵便(東京都千代田区)と日本郵政不動産(東京都千代田区)は、広島東郵便局跡地で推進してきた「広島駅南口計画(仮称)」の建物名称を「広島JPビルディング」に決定したと発表した。
 同ビルは敷地面積約4200㎡、延床面積約4万4200㎡、鉄骨造、地上19階のオフィスビル。1階には郵便局の開局を予定しており、今年8月末の竣工を目指して建設が進んでいる。
 「広島」駅南口広場に接した立地で、駅や広場から人の流れが連続するよう、街に開かれた緑豊かな公開空地や歩行者空間を整備。エスカレーター周りを吹き抜け空間とすることで、憩いとにぎわいが立体的に連続する魅力ある空間を創造する。「広島」駅の新駅ビル完成時には、駅自由通路を中心に計画されているペデストリアンデッキで接続する予定。1~2階には店舗テナントを導入し、賑わいを創出するとともに「新たな名所」となることを目指す。
 3~5階には、利便性の高い自走式駐車場を完備し、オフィステナントの機動力発揮を支援する。この駐車場の壁面の一部には、時間の経過とともに育つ大規模な壁面緑化を配置し、公開空地の植栽と併せて都会のオアシスとなるよう取り組む。
 6~19階の高層部には、大型のオフィスフロアプレート(基準階面積専有部約1530㎡)として開放的な無柱空間を準備する。
 また、6階には客席予定数180席のテナント専用食堂やカフェテリアを設け、オフィスワーカーのためのサポートを充実させる。

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