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「ビル経営管理士試験」21年度の合格率は69%

2022.02.07 10:53

 日本ビルヂング経営センター(東京都千代田区)が、昨年12月11日~18日に実施した2021年度「ビル経営管理士試験」の合格発表が1月31日に行われた。本年度の合格者は469名であった。
 受験者は680名で、合格率は69・0%となっている。試験の実施に当たっては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、PCが設置された試験会場で受験する方式で実施された。合格者はこの後、登録申請を行うことによって「ビル経営管理士」資格が授与される。
 「ビル経営管理士」は、同センターが国土交通大臣登録証明事業として行っている公的資格で、資格者は、(1)宅地建物取引士の資格を有していれば、不動産特定共同事業法の「業務管理者」の要件、(2)総合不動産投資顧問業登録の人的要件、(3)金融商品取引法の不動産関連特定投資運用業登録の要件、(4)宅建業法の取引一任代理の認可要件を満たすものである。近年のビル経営管理の重要性認識の高まりを背景に、同試験の受験者数、合格者数ともに高水準を維持している。

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