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「arbre(アーブル)自由が丘」開業 テック人材向けコミュニティ型賃貸住宅との複合ビル

2022.02.07 11:20

 東急(東京都渋谷区)は、東急線沿線の重点エリアの1つである自由が丘エリアにおいて、ITエンジニアなどのテック人材向けコミュニティ型賃貸住宅と、食を通じたサステナブルな社会への貢献に取り組む飲食店3店舗で構成される複合ビル「arbre(アーブル)自由が丘」を今月より順次開業し、5月末に全館を開業させると発表した。
 立地は東横線・大井町線「自由が丘」駅から徒歩5分、閑静な住宅街と、個性的な飲食店街とが共存するエリアに位置する。建物は、延床面積1217㎡、木造一部鉄骨造地上3階。共同住宅、飲食店を用途とする複合ビル。
 物件名称の「アーブル」は、フランス語で樹木を意味し、「自由が丘にある樹木」をイメージして名付けられた。建物デザインには、元材木商である土地オーナーの木への想いを表現することや、CO2排出量削減による環境負荷の低減を目指し、1階の軒天を木製とし、2~3階は構造を木造、外装の全面にも木材を使用している。
 1階の商業区画には、食を通じたサステナブルな社会への貢献に取り組む飲食店舗3店舗が3月から順次開業する。コーヒーかすを培養土にアップサイクルした商品を製造・販売するなどの取組みを行う「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」、オーガニックワインを中心に提供し、生産者と購入者をつなぐイベントやセミナーを行う「VIRTUS(ウィルトス)」および、食料品を製造・販売する老舗ブランドが手がける初の飲食店舗で構成されている。
 2~3階の住宅区画には、CEspace(東京都港区)が運営する、TECH人材向けのコミュニティ型賃貸住宅「TECHRESIDENCE JIYUGAOKA(テックレジデンス自由が丘)」が今月1日より入居開始する。ディスプレイ常設の共用のワークスペースを完備しているほか、定期的な入居者向けイベント・セミナーの開催などを行っている。

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