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三井不動産 国内デベ初の「ドル建てグリーンボンド」発行 50ハドソンヤードの開発資金に充当へ

2022.01.24 10:35

 三井不動産(東京都中央区)は、国内不動産業界において初となる米ドル建てグリーンボンドを発行する。
 グリーンボンドとは、環境改善に効果があるプロジェクト(グリーンプロジェクト)を実施するうえで必要な資金を調達するために発行する債券。今回発行されるグリーンボンドは、同社米子会社の三井不動産アメリカ(ニューヨーク)が開発に参画するオフィスビル「50ハドソンヤード」の開発事業費のリファイナンスを資金使途としている。
 また今回の債権発行にあわせ、三井不動産初となるサステナビリティ・リンク・ローンの契約を3つの金融機関と締結した。サステナビリティ・リンク・ローンはサステナビリティに寄与する取り組みのための資金調達として行われるもので、調達資金の使途やサステナビリティへの効果などもレポートする。
 同ビルはニューヨーク・マンハッタンにおけるオフィスビル開発事業で、敷地面積約6400㎡、延床面積約26万4000㎡、地上58階地下3階。地下鉄7番線「34丁目ハドソンヤード」駅直結というロケーション、ビルエントランス前に広がる公園、幅広いテナントに選好される大型整形フロアプレート、大型テナントの本社利用ニーズを想定した複数の専用ロビーエリア、またマンハッタンでは希少な車寄せと一定台数の駐車場を具備するなどの強みをもつ、最新鋭のオフィスビル。環境性能としても最新鋭の性能を備えており、LEED GOLD認証を取得予定。竣工は2022年を予定している。

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