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日鉄興和不動産 「赤坂インターシティAIR」でウェルネスオフィスを推進

2021.12.27 11:48

 日鉄興和不動産(東京都港区)と赤坂インターシティマネジメント(東京都港区)は21日、大規模複合ビル「赤坂インターシティAIR」の新たな価値を創出する取り組みを開始すると発表した。
 ウェルビーイングをテーマに新たにブランドスローガン「GoodLife,Good AIR.(もっと、ずっと、ココチいい場所へ)」を掲げ、ワーカーの体験価値向上を中心に「赤坂インターシティAIR」の特徴を活かした新たなオフィスの価値創出を実現する方針。毎日の出社が当たり前ではなくなった世の中だからこそ、出社して集まって働くことの意義が問われ、働き方を模索している。こうした状況下で、「来たくなる・来てよかったと思えるようなオフィス」を目指すという
。  「赤坂インターシティAIR」最大の特徴は、緑化率が50%を超える5000㎡以上の広大な緑地。超高層建築物を六本木通り側に寄せて低層建物の屋上を緑化することで、敷地の中央にまとまった緑量を確保した。この緑地を憩いや賑わいの場として利活用。入居する赤坂虎の門クリニック等とのテナント連携や地域との関わりを通じて、同ビルならではの特徴を踏まえた体験価値やサービスを提供し、ワーカーが生き生きと働ける「ウェルネスオフィス」を推進する。
 また同ビルは「CASBEEウェルネスオフィス評価認証」最高評価のCASBEEウェルネスオフィス認証Sランクを取得している。オフィスは単なる働く場所から、人と人が出会い、新しい価値が生まれる場所へと変化することが求められている今、ウェルビーイング(身体、精神、社会的に良好な状態の実現、人生における長期的な幸福感)の視点やSDGsの視点を持って、ここで働くワーカー一人ひとりが充実できる場所となることを目指していく。

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