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劇場を核とした複合型タワーマンション「ライオンズタワー岡山千日前」マンションギャラリー予約受付開始

2021.12.20 11:23

 大京(東京都渋谷区)と穴吹工務店(香川県高松市)は、岡山市北区で建築中の分譲マンション「ライオンズタワー岡山千日前」のマンションギャラリーを15日にオープン。予約受付をウェブサイトで開始した。
 同マンションは「岡山市表町三丁目10番11番23番24番地区第一種市街地再開発事業」の一部に内包されるもので、専有面積は55・87~86・42㎡。間取りは2LDK、3LDK、4LDKの全7タイプをそろえる。
 開発地は岡山市の中心市街地である「都心1kmスクエア」の南東角を占める「千日前エリア」に位置する。
 再開発施行面積は約1・3ha、敷地面積8850㎡で、ここに延床面積約4万㎡、地上20階地下1階の複合ビルを建設。「岡山芸術創造劇場ハレノワ」を核とし、同マンションとともに店舗、オフィスも整備する。都市の賑わい機能を拡充し、健康で安心・安全な都心内居住の回復を図り、未来へ躍動する「住んで楽しい都心づくり」に寄与することを目的としている。
 再開発で生まれるビルはホール棟と事業棟からなる一体的な建物で、事業棟は1階に店舗、住宅エントランスとオフィスエントランス。2~4階は劇場フロア、5~7階はオフィスフロア、9~20階が住宅フロアになる。
 建物1階中央には街行く人が自由に出入りでき、劇場のエントランスとなる屋根付きの歩行者空間「(仮称)千日前スクエア」を計画し、災害時には近隣の人が集まる防災拠点としての運用が予定されている。
 9~20階の住宅フロアは総戸数84戸。全住戸が地上約38m以上に配置され、視界を遮るものがない開放的な眺望となっている。南向き住戸には、奥行き最大約2・7㎡の広々としたバルコニーを設置。エントランスホールは、高級インテリアセレクトショップ「カッシーナ・イクスシー」の家具とアートで空間を演出する。また、大京オリジナルの各住戸専用の宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を、岡山県で初導入する。
 同再開発ビルでは中間階に免震フロアを設ける中間免震構造を採用。万が一の際も、家具の転倒や建物の変形を抑え、暮らしの安全を支えるとともに、住まいと資産を守ることを目指している。
 再開発ビルは2019年11月に建築工事が開始されており、工事完了工は2022年12月末を予定している。

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