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大阪メトロが分譲マンション開発に進出 操車場跡地に29階135戸のタワマン着工

2021.12.20 11:43

 大阪市高速電気軌道(大阪市西区、大阪メトロ)と関電不動産開発(大阪市北区)が、分譲マンション「(仮称)上本町駅前タワー」を着工した。
 開発地は大阪市天王寺区上本町六丁目。大阪メトロが所有し、2013年3月まで上六操車場用地として利用していた土地。ここに敷地面積1483㎡、延床面積1万6866㎡、地上29階地下1階、総戸数135戸の分譲マンション「(仮称)上本町駅前タワー」を建設する。
 上町台地のなかでも多彩なショッピング施設や公私の教育機関が集積する上本町エリア内で、近鉄「大阪上本町」駅徒歩1分、大阪メトロ「谷町九丁目」駅徒歩3分に位置する。東梅田、なんば、天王寺へも直通アクセスが可能な交通利便性が高い立地だ。
 地上29階のうち、4~6階は入居者専用の共用フロアとして各種利便設備を整備し、1~3階には商業施設を誘致。さらに敷地内には地域に開かれた広場を設置するなど共用スペースを充実させ、本格化する在宅ワーク時代の生活利便性を高めるとともに、新たな賑わい創出の一翼を担う。
 大阪メトロでは、関西のインフラとしてまちづくりに貢献してきた同社と関電不動産開発グループのノウハウを融合し、安全・安心にして新たな都心生活の創造を目指すとしている。
 販売開始は2022年7月、竣工は2024年4月下旬を予定している。

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