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野村不動産 国内初電気・ガスともCO2排出量ゼロのマンション 伊勢丹相模原店跡地に

2021.11.15 10:55

 野村不動産(東京都新宿区)が、電気・ガス併用の新築分譲マンションでは国内初となるCO2排出量実質ゼロの分譲マンションを建築する。
 2025年3月に竣工予定の「(仮称)相模大野4丁目計画」(神奈川県相模原市)は、旧「伊勢丹相模原店」跡地に敷地面積1万186㎡、延床面積約8万5000㎡、地上41階地下3階、総戸数687戸の分譲マンションを建設するもの。専有部、共用部とも「カーボンニュートラル都市ガス」と実質再生可能エネルギー100%の電気料金プラン「さすてな電気」の採用により、CO2排出量実質ゼロを実現する。
 さらに屋内平置き駐車場は電気自動車充電に対応。約200台の全車室に充電用コンセントを設置し、充電に利用する電力にも実質再生可能エネルギーの使用を予定している。
 敷地内には地域に開放される広場を設け、大型LEDビジョンを設置して賑わい創出を図るとともに、非常時に備えた防災設備も完備し防災拠点機能も強化する。停電時の電力供給の一部には、太陽光等の再生可能エネルギーを利用することも予定している。

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