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小田急不動産 中部エリアで初の物流開発

2021.11.08 14:05

 小田急不動産(東京都渋谷区)は愛知県一宮市の開発用地に、2022年8月に竣工を予定する物流施設の開発に着手した。同社が愛知県を含む中部エリアで不動産開発を行うのは初めて。
 立地は、名神高速道路「一宮」ICから約5・8km、名古屋高速16号一宮線「一宮中」ICから約2・5kmの場所に位置し、名古屋市を中核とした消費地への配送拠点や中部エリアの広域配送拠点のほか、関東と関西を繋ぐ中継拠点としても需要の高いエリア。労働者確保の観点からも優位性が高い。
 建物は敷地面積1万3246㎡、延床面積約2万6967㎡の4層ボックス型ドライ倉庫施設。床荷重は1・5t/㎡、梁下有効天井高5・5m、柱スパンは10m×11mを確保する。22台分のトラックバースと8台分のトラック待機場を設けるほか、普通車用78台分、軽自動車用3台分の駐車場も用意。敷地の一部を歩道として開放し、トラックバース側に遮音壁を備える。
 設計・施工者として矢野建設(名古屋市港区)、建物監修者としてさくらマネジメント(東京都中央区)が参画している。

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