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近鉄不動産 高架下でガレージハウスを開発

2021.10.18 11:10

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)と近畿日本鉄道(大阪市天王寺区)は、近鉄奈良線「河内花園」駅東側に近畿日本鉄道が所有する鉄道高架下で、鉄道高架下有効活用の新たな形として近鉄線では初となるガレージハウス(6棟12戸)の建築に着手した。近鉄不動産はこれまでもガレージと住居が一体となった賃貸物件としてガレージハウス事業を行っている(2物件、各4戸)が、鉄道高架下では今回が初となる。竣工は2022年3月を予定している。
 同物件は、敷地面積1046㎡、延床面積711㎡、軽量鉄骨造2階建てのガレージハウス。20代後半から団塊世代まで車・バイク好きの人などの趣味の部屋として、焦点を絞った新しい賃貸形態。テレワークやスポーツ、アトリエ、工房、作業場、撮影スタジオ、起業後の新たなオフィス等にも好適で、全住戸のガレージに電動シャッター、ALSOKホームセキュリティ完備となっている。
 立地は近鉄奈良線「河内花園」駅から徒歩4分に位置し、大阪中央環状線へ車で3分でアクセスでき、鉄道、車の両方に利便性の高い立地となっている。
 今回の開発はLDK(東京都中央区)との共同企画。同社がが手掛ける建築ブランド「DAYTONA HOUSE」は鉄骨剥き出しの内装デザインなどの独自性から多くのファンに支持されている。今回の共同企画を始めとして「KINTETSU×DAYTONA HOUSE」という新しい取り組みを共同で展開していくという。

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