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三菱地所のワーケーション施設第5弾 「WORK×ation Site 箱根湯本」オープン

2021.10.11 11:05

 三菱地所(東京都千代田区)は、小田急箱根ホールディングス(神奈川県小田原市)の子会社が保有する箱根湯本の遊休施設を賃借してリノベーションを行い、ワーケーションオフィス「WORK×ation Site 箱根湯本」として5日に開業した。
 建物は鉄骨造セメント瓦葺、地上2階、延床面積約181㎡。執務室は1階の48㎡と2階の72㎡の2部屋で、各部屋1日1社専有。2部屋利用の1棟貸切も可能。
 三菱地所は2018年8月よりワーケーション事業を展開しており、同施設は2019年5月開業の南紀白浜、2020年7月開業の軽井沢、2021年5月開業の熱海、2021年7月の伊豆下田に続く「WORK×ationプロジェクト」第5弾となる。
 施設はJR「東京」駅から東海道新幹線と箱根登山電車を乗り継いで約1時間。「箱根湯本」駅より徒歩約7分の里山の中に立地する。都心から近い距離感でありながら豊かな自然の中でのワーケーションが可能となる。
 駅前商店街や日帰り温浴施設なども至近に位置。釣りや美術館巡り、陶芸や寄木細工制作体験など多彩なアクティビティもあり、チームビルディングにも適している。観光・宿泊とは異なる視点からまちの魅力や可能性に触れることで、アイデアの創出やビジネスマッチングにつながり交流の場となることが期待されている。
 三菱地所は新型コロナウイルス収束後のワーケーション需要拡大を見据え、今後も様々なワークスタイルニーズに応える新商品を開発していく構えだ。

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