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元京都市立小学校跡地の活用で覚書を締結

2021.09.13 12:06

 NTT都市開発(東京都千代田区)は7日、「元新道小学校跡地活用計画」について、同社と京都市、新道自治連合会の三者による覚書を締結した。同計画は、元新道小学校跡地にホテル、歌舞練場、地域施設を整備するもの。施設全体の開業は2025年夏頃を予定している。
 ホテルの敷地面積は4014㎡(一部地域施設を含む)。地上4階地下2階(一部地域施設を含む)、延床面積約1万5529㎡(ホテル1万5311㎡、地域施設218㎡)の施設となる。また、歌舞練場の敷地面積は約2257㎡(一部地域施設を含む)。地上3階地下2階(一部地域施設を含む)、延床面積約5443㎡(宿泊施設4036㎡、地域施設1407㎡)の施設となる。
 今回、歌舞練場敷地において京都の伝統文化や伝統産業品を積極的に活用し、花街文化の発展と新たな賑わいづくりを通して地域の活性化と魅力あるまちづくりに努めることや、風情が漂う歴史的町並みの保全と新たなまちの魅力を創出しつつ地域コミュニティの活性化を図ることなどについて合意した。
 同社は地域とのつながりを大切にし、価値を高める開発に積極的に取り組んでいる。同計画は、同社が京都市跡地活用事業に参画する2つ目の事業となる。今後は京都市と定期借地権設定契約を締結し、この地の特性を生かした事業を展開していく。

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