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JR東日本の「スイカ」がキーに オフィスやホテルの入退室に活用へ

2021.09.06 11:47

 東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)と、JR東日本メカトロニクス(東京都渋谷区)、アート(東京都品川区)は共同で、JR東日本の発行するSuicaなどの交通系ICカードを入退室の鍵として利用できるサービス「Suicaスマートロック」の提供を12月から開始すると発表した。
 同サービスは、アートが提供するクラウド対応の入退室管理システム「ALLIGATE(アリゲイト)」と、JR東日本メカトロニクスが提供する各種IDを連携するシステム「ID-PORT(アイディ・ポート)」を接続し、JR東日本が発行するSuicaなどの交通系ICカード1つで入退室を実現する新しいサービス。
 日頃使用しているSuicaやモバイルSuicaのID番号を専用サイトから登録することで、そのまま入退室の鍵として使うことが出来る。SuicaのID番号の登録にあたっては、JR東日本が提供する「Suica認証情報提供サービス」を活用することで、SuicaのIDの安全な管理にも配慮した仕組みを実現している。
 一時的に来訪する入館者には、期日限定の「ゲスト予約」を可能にする。SuicaのID番号を事前に登録することで入館ができるようになる。当日の手続きが不要となるため、スムーズな案内ができる。

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