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大阪「がもよん」の長屋を改修 IT系企業の事務所として再生

2021.08.30 14:39

 つばさ資産パートナーズ(大阪市淀川区)は、明治時代に建築された長屋を「ReizG4(ライツジーフォー)」として再生し、は6月中旬にIT系企業の事務所として成約した。
 同社が展開している築古賃貸不動産の再生事業「Reizシリーズ(ライツ)」の一環。物件の所在地は大阪市城東区の「がもよん」と呼ばれる古民家再生が活発に行われているエリア。路地裏にある平屋長屋ということもあり、IT系事務所やフリーランスによるSOHO利用なども意識しながらリノベーションを実施した。
 リノベーションは大規模なもので、浴室無しの4DKという従前の間取りから、浴室付きの1LDK+土間に変更した。床は杉板を使用し、坪庭や広縁など「長屋らしさ」を残しながら、キッチンなどの水回りでは取り替え工事を行った。
 再生を行うには工事費用が大きな問題となるが、取得賃料から工事費用を逆算し、投資回収年数を鑑みながら再生を実施した。空き家問題の解決を行い、地域の活性化を目指しているという。

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