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「五反田計画(仮称)」新築工事着工 旧「ゆうぽうと」跡地に地上20階建ての複合ビル

2021.08.23 15:16

 日本郵政不動産(東京都千代田区)が、東京都品川区西五反田にあった複合施設「旧ゆうぽうと」跡地で、大規模複合開発「五反田計画(仮称)」の新築工事に着手した。
 新築される建物は敷地面積6700㎡、延床面積6万9000㎡、地上20階地下3階。基準階約1000坪のオフィスを中心に、ホテル、商業施設、シェアオフィス、ホールからなる大規模複合開発で、2023年12月の竣工を予定。ホテル部分は星野リゾート(長野県北佐久郡)が運営する。「TOKYO,NEXT CREATION」をコンセプトに、多様な出会いと交流、新しい価値創造を促す次世代の街の拠点を目指す。
 五反田エリアはビジネス、商業、居住、文化などの多様な機能の高度な集積が進んだ地域とされており、さらにここ数年で多くのスタートアップ企業が集積。同計画ではオフィス入居企業とシェアオフィスユーザーとのコラボレーションなどミクストユースを有機的につなげ、さまざまな人々の集いと共創を目指す。
 1階フードホールは健康に配慮した多種多彩な食を提供し、テイクアウトなど地域のニーズを取り込み、新しいライフスタイルを提供。2階のシェアオフィスはスタートアップやコワーカーの集積などのエリアニーズに応え、スペースの提供とともに働き方の多様化に対応する。建物内およびエリア関係者との多様な交流プログラムなどを盛り込み、コラボレーションを誘発させ、五反田のイノベーションの中心を目指す。3階のホール&カンファレンスは品川区が運営。ホールは約400席、カンファレンスは約80席を予定。文化・情報の発信拠点を目指すとしている。 

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