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東急不動産 「箕面萱野」駅に駅ビルと高架下施設を整備へ 既存の「みのおキューズモール」とも連携しにぎわい創出

2021.05.24 11:03

 東急不動産(東京都渋谷区)は、大阪府箕面市で箕面市が実施した「箕面萱野駅前交通広場の上空立体利用(土地賃貸借契約)等にかかる提案募集」において事業企画提案を行い、その結果、4月16日付で事業者に選定された。
 同事業が計画されている「箕面萱野」駅前交通広場は、2023年度に北大阪急行南北線の延伸により開業予定の新駅、「箕面萱野」駅に隣接する。新駅は「千里中央」駅に代わって大阪の大動脈である地下鉄御堂筋線・北大阪急行南北線のターミナル駅となり、一日当たり2万8000人の乗降者数が見込まれている。また、同計画区域には「箕面萱野」駅開業に合わせてバスターミナルが整備され、バス路線の大幅な見直しも計画されている。同事業にて募集された「箕面萱野」駅前交通広場の上空立体利用と高架下の活用と合わせ、さらなるまちの魅力アップが期待されている。
 建物は敷地面積約2200㎡、延床面積5500㎡、3階建ての店舗・バスターミナルを用途とする駅ビルが計画されている。また、敷地面積約1000㎡、延床面積約900㎡、地上1階の高架下店舗も計画されている。竣工は2024年3月頃を予定している。
 同社は、同事業の提案に際し、箕面の山並みとの調和や交通広場への自然光の取り込みに配慮しながら、隣接するかやの広場や千里川といった豊かな自然環境を最大限に生かすプランニングを行った。広場のにぎわいの起点となるオープンカフェや駅ビルと広場をつなぐ大階段を計画するなど、「同施設を訪れる方々へ憩いをもたらす空間づくり」を目指す。

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