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JR九州 「鹿児島中央」駅前に複合ビル

2021.05.06 12:29

 九州旅客鉄道(福岡市博多区、JR九州)は、「鹿児島中央」駅西口地区の開発計画の概要が決定したと発表した。
 同計画は鹿児島市などが実施予定の道路整備計画と連携し、地域交通の課題解決や歩行者空間の整備によるにぎわいの創出を目指す。JR九州では、「まちづくり」の核となり、新たなランドマークとなる開発と位置づける。
 開発は2期に分かれ、1期開発は鹿児島の新たなランドマークとして、オフィスと商業施設からなる複合施設を整備、都市機能の充実を目指す。複合施設は延床面積2万5400㎡、地上10階。1~3階を店舗面積4000㎡の商業施設、4~10階を賃貸面積1万3500㎡のオフィスとし、収容台数240台の立体駐車場を併設する。BCP対策や、感染症対策、環境負荷軽減(脱炭素)対応、ICTの活用を行い、エリア最新鋭の施設を目指す。
 着工は今年秋を予定し、開業は2023年春を予定している。
 2期開発では定住人口増加によるにぎわいの拡大を目指し、住居等の開発を計画している。

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