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飛騨の宿泊施設で無料ワーク コロナで苦境の施設を市が借り上げ

2021.02.15 12:08

宿泊事業支援とテレワーク推進、両得狙う
 岐阜県飛騨市は8日から、宿泊客が激減している市内全域の宿泊施設をリモートオフィスとして活用し、利用料を市が全額負担する「飛騨市まるごとお宿で安心テレワーク」をスタートさせた。市内35件の宿泊施設の空室を市が借り上げ、利用希望者に無料で提供する仕組み。同日より利用希望者を募集している。
 募集対象は市内宿泊施設でのリモートワークを希望する人で、月曜日から金曜日までの平日8~18時の時間帯に、市内の宿泊施設(利用する宿は市が決定)の各客室(1人1室)を利用できる。募集期間は3月31日までで、応募多数の場合は抽選。利用にあたっては、希望日の前週火曜日までに飛騨市役所観光課申し込む。申し込み用紙に記入して観光課へ持参、郵送、FAX、またはオンライン申請も可能だ。
 厳しい状況下に置かれている宿泊事業者を支援し、テレワークや分散勤務、ワ―ケーションの促進にもつながる施策といえるだろう。

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