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大和物流 「(仮称)久御山物流センターⅡ」着工 京都エリアで物流基盤を強化へ

2021.02.08 11:52

 大和物流(大阪市西区)は今月1日、京都府久世郡久御山町において物流施設「(仮称)久御山物流センター2.」を着工した。竣工は2022年1月末を予定している。
 同社では京都エリアでの物流基盤をさらに強化するため、2018年7月には「久御山物流センター」(京都府久世郡久御山町)、2020年8月には「京都物流センター」(京都市南区上鳥羽)を稼働開始した。そして今回、同エリアでのさらなる物流需要の増加を見据え、「(仮称)久御山物流センター2.」を開発する。
 同センターは敷地面積1万2233㎡、延床面積2万4501㎡、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上5階(倉庫4層)の物流施設。
 施設面では、屋内トラックバースを採用することで、上階層の保管可能面積を広く確保するとともに、天候に左右されない入出荷業務を行うことができる。搬送設備としては、4層の倉庫内に貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ3基設置し、効率的な貨物の搬送を可能にする。
 立地は第二京阪道路「久御山南インターチェンジ」から約2km、京滋バイパス「巨椋インターチェンジ」から約5kmに位置し、関西の主要都市へのアクセスが良好な物流適地に開発される。さらに、2023年度に全線開通が予定されている新名神高速道路の「八幡京田辺インターチェンジ」へも約6・5kmとアクセス可能であるため、関西圏のみならず東西広域への配送拠点として、さらなる交通利便性の向上が見込まれる。

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