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「(仮称)パークウェルステイト豊中計画」着工 三井不動産レジデンシャル、北摂最大級の老人ホーム

2021.01.18 12:12

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、北摂地域最大級の有料老人ホーム「(仮称)パークウェルステイト豊中計画」を2020年12月25日に着工した。
 2019年6月開業の「パークウェルステイト浜田山」、今年11月開業予定の「パークウェルステイト鴨川」に続く同社の第3号物件で、関西圏では初の展開。三井不動産レジデンシャルが建物を開発したのち、三井不動産レジデンシャルウェルネス(東京都中央区)が賃借して有料老人ホームとして運営するもので、2023年春の開業を予定している。
 計画地は北大阪急行線「千里中央」駅まで3・4km、専用シャトルバスで約10分。専用シャトルバスは、北大阪急行線「千里中央」駅のほかに、提携病院の「純幸会 関西メディカル病院」、周辺医療機関、公共施設・金融機関、「三井ショッピングパークららぽーとEXPOCITY」、その他大型店舗などの諸施設への回遊を予定。大阪国際空港やJR「新大阪」駅、その他エリアにも快適にアクセスできるよう、入居者のニーズに応じた送迎も構想する。
 計画されている建物は敷地面積1万7909㎡、延床面積4万5120㎡、地上12階地下1階で、居室は548戸。標高約60mの高台に立地する広大な敷地を最大限享受できるような空間デザインとしている。
 敷地内の各所に豊かな緑を配し、庭園や水景、箕面の山々を眺められる屋上庭園など憩いの空間を設ける。また規模感を生かしたエントランスホールなど、建物の顔となる部分は広い空間と高い天井高に贅沢な設えを施したラグジュアリーな空間とする。
 レストラン、大浴場・露天風呂をはじめ、多目的ホール、ビリヤード、麻雀ルームなどの娯楽施設や、イベント開催時には外部からも直接入れる離れと多目的ホールを設け、入居者同士、また、入居者と地域住民とのコミュニティを育む共用空間と様々なプログラムやイベントを提供する。建物内の共用施設を活用したサークル活動やアクティビティの場の創出のほか、自然豊かな観光資源を活用したイベント、アクティビティプランの検討を進める。
 また78戸の介護居室を設置する予定で、介護専用フロアの各種サービスについては、アクティブライフ(大阪市中央区)に委託予定。建物内にはクリニックも設ける。

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