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政策投資銀行 千葉県の大型データセンター開発に出資

2021.01.06 13:33

 日本政策投資銀行(東京都千代田区/DBJ)は12月25日、大和ハウス工業(大阪市北区)とAirTrunk(オーストラリア・シドニー市)が千葉県印西市の千葉ニュータウンにおいて開発を進める大型データセンター開発に対し、大和ハウス工業との共同出資を実施した。
 大和ハウス工業はデータセンター開発事業を物流施設開発事業の次の柱にすることを企図し、「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」の開発に着手。同社が手掛ける工業団地「D-Project Industry 千葉ニュータウン」内において、データセンターを今後最大15棟開発する予定だ。
 今回の案件は、オーストラリアのデータセンター事業者であるAirTrunkが日本で初めて手がけるデータセンタープロジェクト。最終的には300メガワットを超える規模まで拡大する予定であり、この規模は中国を除くアジア最大のデータセンター集積地となる。
 DBJは、同プロジェクトを「Society5・0」の実現に不可欠な取り組みと評価し、「特定投資業務」の一類型として設置した「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」を活用しサポートを行う。

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